15.プロフィール


こんにちは、飲食店向け改善整理コンサルタントの、徳王(とくおう)です。

なぜ看護師から、改善整理コンサルタントになったのか興味を持っていただける方が、お1人でもいらっしゃると嬉しいです。

独身時代は、看護師としてバリバリ働く
岡山市にある川崎医科大学付属川崎病院(現:川崎医療センター)で約6年間看護師をしていました。
総合病院の内科消化器病棟➡外科・整形混合病棟(VIP用特別病棟)を経験しました。

よく後輩NSからは、「動いていないと死ぬんですか?」と言われるくらいよく働きました(笑)
病棟研究発表や、マニュアル・手順書作成、業務改善などにも積極的に取り組みました。

でも、ある日その頑張りも空しくなることがあり。きっとそれが退職するきっかけだったと思います。
病棟研究発表や、改善に対して上司、先輩に聞いても助言をもらったり、アドバイスがもらえなかったことです。
褒めてもらいたいのではなく、間違っていないのかきちんと評価、訂正をしてくれる環境が欲しかったのだと思います。

ですので、私の協会のコンサルタントからの質問や、疑問には真剣に対応しています。一生懸命していることをがきちんとやり遂げられることが、その方の成長に繋がるからです。純粋に、その方を応援したいと思っています。

結婚後 パン教室講師になる
当時ブームだったホームベーカリーにすっかりはまり、パン教室のお試し教室にいく事にしました。そのたった1回体験がとても楽しく「パン教室の講師になる!」と決め、入会後は猛勉強。

通常、講師の試験を受けられる養成講座は2年弱かかるのですが、約1年で受講し、テスト対策の補講に明け暮れる日々。当時1歳2カ月の長女をおんぶしながらよく頑張りました。まだ若かった(笑)

その後、パン教室講師として23年自宅でN.kitchenパン教室を主宰しました。
約2000人の受講生の方と楽しい教室運営ができました。

パンだけではなく、野菜ソムリエとして旬の野菜のミニレクチャー&レシピ開発。
また、当時は珍しかったランチ形式でパン教室のメニューも開発、更に製パン理論をテキスト化し、オリジナル講座(初級~上級)なども作成していました。

恐らく、このような経験が改善整理コンサルタント協会の準備にも役にたったと思います。

整理収納アドバイザーになる
子供のころから、整理整頓が大好きで、綺麗好きでした。
家も、いつの綺麗な状態で、どこいつ開けられてもいい状態でした。(私にとっては極普通のこと)

ですが、パン教室に来られる生徒さんには興味津々。
ある日、「収納を教えて欲しい」と言われ戸惑いました。好きでしていることなので、人に教えるには何か理論があるはずと、学んだのがきっかけでした。

幸運なことに資格取得2週間後より、整理収納作業のご依頼が続き現在まで約500件(家)の改善をさせていただきました。

飲食店を片付けよう! 改善整理コンサルタント協会設立
2019年にたまたま声をかけられた飲食の配送業の方との出会いがきっかけで、飲食業界に整理整頓サービスの需要があることを知りました。また翌年スタートのHACCPの衛生管理も押さえていかないといけないことと知り、2019年7月末にHACCP責任者資格を取得しました。

そこからは、飲食向けの作業を一緒にしてくれる人を育成する講座の準備に没頭しました。
有難いことに、HACCP責任者講座の恩師 今城敏先生にご教授いただき、テキストを完成することができました。
仲間にも恵まれ、協会の基盤を気づくことができました。

2020年3月が協会設立で、講座がスタートするところでした。しかし、コロナ禍でステイホームを言われ始めたのも同時期でした。結局対面講座は、5回程度しかできませんでした。

急遽、ZOOMオンライン講座に切り替え講座開催を続けました。
ですが、次第にサービスを提供したい飲食店が軒並み店舗をしめる状況となり、私達の講座受講者にも影響が出始めます。

講座を受講しても、その資格を活かしてサービスを提供する先がないわけです。もう、どうすることもできませんでした。
そんな中、店舗、ホテルがクローズド状態の西明石ホテルの女将から改善のご依頼をいただきました。

山田梢女将から、「こんなときじゃないと、整理整頓や、従業員教育できない」とお声をかけていただきました。

厳重にコロナ対策もし、協会コンサルタントの研修の機会としてもチャンスを頂きました。
ホテル経営50年の中でも、従業員が全員参加で教育講座を受けることは初めてと仰っていました。

このコロナ禍の1年間の期間を有効に使ったことが、西明石ホテル様にとっても、のちに誕生する「明石めで鯛や」のEC物販の準備及び、HACCP対応の転換期となり、現在のめで鯛やの躍進に繋がっています。

この1年に及ぶホテル、飲食店舗ぜんさくの改善が、従業員を衛生的な管理や、HACCP対応が必要なことへの理解が深まるきっかけになりました。

2020年~21年に、HACCPマニュアル作成、製造工程図作成、手順書作成、コンプライアンス書類作成なども手掛けた結果、お取引先が増えたり、多くのコンテスト受賞にも繋がりました。食べるJAPANJAPAN 美味アワード023グランプリ受賞には涙が出ました。(女将の苦労を見ておりましたので、本当に嬉しかったです。)

飲食店に、私達の改善整理サービスや、HACCPマニュアル作成、従業員教育が有効なサービスだと実感することができた出来事でもありました。

食品衛生教育認定協会 新人の時にこそ教育が大切!

飲食店の改善作業をするうちに、あることに気づきました。
いくら私たち整理整頓のプロが、使いやすく戻しやすい仕組みや、管理しやすい仕組みを作っても、都合の良いように崩し行ってしまうことが多くありました。

かけた時間、経費もムダになってしまいます。単純に従業員が維持管理する方法や、なんのためにそうあるべきなのかを理解できていないのです。特に本来できていて当たり前と思っていた衛生管理、HACCPについても ほとんど理解されていないのです。

従業員教育の時間の多くは、業務のやり方、接客がメインです。一生懸命教えても離職率が高い飲食業界。
教育の在り方と、従業員の離職は関係性があることにも、作業を通して感じることがありました。

十分な教育がなされないために、ミスをして怒られ辞める。
働きにくい環境で、特定の人に負担がかかり、嫌気がして辞める。
「そんなことが辞めるきっかけになるのか!」と驚いたことがありました。

新人の時に、しっかり教育を行うことで、少しでも離職を減らすことができるのではないか?また、将来のキャリアアップの時にも「衛生管理」「整理整頓」を理解しておくことは役に立つスキルになります。

衛生管理、整理整頓を知ることで、即戦力として活躍できる新人教育を提供したいと考えています。
下の画像は、新人向けの衛生管理講座を受講いただいてる株式会社ワールド・ワン様の受講風景です。

年数が経つと、なぜそうしているのか?これでいいのか?といった疑問も持たなくなります。
しかし、新卒の皆さまは、受講回数が増える毎に、質問がドンドン増えていきます。

いま行っている業務を「衛生的な視点」で捉えると、矛盾が見え起きている問題に気づき始めています。
自分の仕事に興味を持ち、「できる」「わかる」が仕事への自信に繋がると感じます。

会社の活性にも食品衛生教育認定協会の講座が、新人教育に効果があると実感しています。
この講座が、若い皆さまの将来にも役に立つことを願っています。


以上が、私が今に至ったストーリーと、素直な気持ちの告白です。
長文でしたが、ここまでお読み頂き、本当にありがとうございます。


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