23.要注意!なんとなく置いた「それ」が乱れる元!

訪問した水産加工会社様は、すごく乱れているわけではないのですが、どの場所もなんだかスッキリしない。
綺麗にできているところもあれば、「とりあえず使わないモノをこの辺りに置いておこう」といった具合。


実はこの「なんだかスッキリしない」は多くの店舗さまでも見かけます。
理由は簡単!1つ1つのモノに定位置がないことです。
更に、会社全体で、収納を考える時に、「なんとなく」で決めていることです。

上記画像は、梱包する場所です。
ローラーコンベアの周りや、下にトロ箱、段ボールが置かれています。

梱包の際に必ず必要なモノではないということでした。
「えっ?じゃ~なんでここに置いているんですか?」
「なんとなく、空いているから ここになったって感じです。」

見ていると、箱があることで、掃除ができず衛生的に管理しにくい状況が発生しています。
置いている箱類がなくなれば、従業員の方が掃除をしやすくなり、掃除の時間が短縮できます。

どうしてもこの場所に置かないといけないモノを再度確認すると、
「いや、別にここでなくても・・・」

「でしたら、どけましょう!」と撤去が決定しました。
そこからの従業員さんの行動がとても速くてびっくりするほどでした。


本当は、改善してスッキリしたかったということでした。

「これって、おかしくない?」「変えた方が便利なのに!」と思っていても、これまでのやり方を個人が言っても変わらないことが多くあります。

変えない理由は、なんとなくだったりもします。
問題を放置すること、先延ばしにすることのデメリットをしっかり話し合い、改善が進むと働きやすくなりますね。

「なんだかスッキリしない」必ず、原因と解決策があります!
人員が少ない業界だからこそ、見直してみませんか?





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