16.起きている問題に気づける飲食店の従業員教育

飲食店のコンサルにお伺いすると、画像のような使用状況を時々見かけます。
漂白剤をはじめ、さまざまな洗剤を使っていらっしゃるので事故が起きないようにするには、正しい取り扱いを従業員全員で知っておく必要があります。

画像のように、漂白剤を別で使っていた洗剤の空き容器を利用していたり、瓶など別の容器に移して使用したり、さまざまな使い方、保管が行われています。

実は、この店舗様の場合でいうと、以前もこの話はお伝えしているんです。
きっと覚えていらっしゃるかもいれば、新しく入られた従業員や、パートの方でお聞きになったことがない方もいらっしゃると思います。

飲食業は特に人の出入り(就職、退職)が多い所ですので、繰り返し情報に触れる機会が必要です。
ですので、「知っているだろう」「わかるだろう」ではなく定期的に従業員教育の機会を設けることが必要です。



~~漂白剤について~~

KAOのホームページには、以下のように書かれています。

「ハイター」や「キッチンハイター」を薄めた液(=希釈液)をスプレー容器に入れて使うのはおやめください。

スプレーした時に霧状の液を吸い込むことがあり、せき込んだり、呼吸器に異常をきたしたりするおそれがあります。

また、スプレーがこわれやすくなるので、液がたれたり、思わぬ方向に液が噴出したりすることがあり、危険です。
目に入ると失明の恐れもあります。引用:https://www.kao.com/jp/

■漂白剤のボトルの注意■

1)容器から移し替えない➡ 遮光されるものに入っています。光に当たると効果が落ちます(蛍光灯の光でも低下)
  
2)ボトルを変えない  ➡ 漏れてしまう、腐食する、爆発するため。

3)スプレーボトルで使わない  ➡ 呼吸器に異常をきたす恐れがある、失明の恐れがある


従業員教育や、日常の注意を伝える時も、なぜダメなのかを周知しないと、間違った使い方がなくなりません。
伝える相手が理解できているか確認をするのも一つの教育ですね。


私の前職では、1年目、2年目までに○○を経験するや、○○理解していることなど、理解度や実技の到達度をチェックされていました。
さまざまな業種で、同じようなキャリアチェックがあると思います。飲食店でも人材育成に取り入れていくといいですね。

飲食店オーナーさま、従業員教育できていますか?
単発の従業員教育講座や、店舗チェック、改善アドバイスなど、ご要望に合わせてご相談いただけます。

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